最近いろいろDVDを購入。スーザン・ピット「アスパラガス」、ヴェラ・ヒティロヴァー「ひなぎく」、注文中のヴィクトル・エリセDVDボックスと「続・荒野の用心棒」。「続・荒野の用心棒」は「デスペラード」が語られるときによく引き合いに出される映画なので、見たいみたいと思っていたのだけどレンタルではないし、買おうと思っても絶版してたのだが、今回適当に検索してたら売っていたので、ウキウキしながら購入した。めちゃ楽しみ。
で、「アスパラガス」。「イレイザーヘッド」が上映されたとき2本立てだったのだが、もう一本がこの映画。昔っからシュヴァンクマイエルやらブラザーズクエイやらを扱っているダゲレオ出版が出しているやつで、ずっと見たかった映画。
とても面白い。アートな映像なんだけど、ストーリーというか、主人公?のキャラクターがはっきりしてるから、うっとうしいと思うこともなく楽しく見れる。社会的人格の欠如、内向性、性的不能、あふれだす妄想。監督が女で、主人公も女なので、それも珍しい。「イレイザーヘッド」とよく似ている(ヘンリーの方がまだ社会性があるけど。でもヘンリーは後悔して、嫌悪してる)と思うので、この2本が同時上映っていうのはなんかすごい。