髪を染めてみた。ごく軽く染めてみた。
それでちょっと髪を染めるということについて考えていて、ヤンキー系の茶髪ってどういうことなのかなあ、と思った。オシャレというわけではない、なんだか似合ってない、下品な感じの茶髪。
あれは失敗作なんだろうか。髪染めたらオシャレじゃない?カッコ良くない?と思って染めてみて、頭が悪いから本人はいいと思ってるけど残念、下品になってる、ということなんだろうか。それとも、あれはあれで狙ってやっているというのが真相なんだろうか。
もし茶髪がとても似合っていて、人の美的感覚にマッチするものであれば、それは「オシャレ」ということになってしまうから、見る人をいい気持にさせたり、感動させたりする。でもヤンキーがそれでいいのか。ヤンキーは人に威圧感やら恐怖感やら嫌悪感やらを与えないといけないのではないか。
僕が思うに、ヤンキーはわざと下品な茶髪にしているんじゃないかと思う。下品な茶髪にして、人の美的感覚からわざとずらして、見る人の感覚にノイズのようなものを生じさせることを狙っているんじゃないか。そういう生き方なんじゃないか。


本当のところどうなのかは分からない。だけど僕が人から「君、髪染めるの似合わないね」と言われたら「似合ったらオシャレになっちゃうでしょ・・・」と答えたい。ぼくはヤンキーではないけど、なんとなく深くてカッコいい言葉じゃないでしょうか・・・。


たぶん勘違いですが。バカにされるのがオチか。こんなことより、明日仕事に行って課長に文句言われないか心配だ。うちの課長はけっこうこういう所うるさいのだ。考えているゴマカシとして「花粉がついてるんです」というのがあるけど、どうだろう。うちの課長なら笑ってくれそうだ。笑ってくれそうだけど、許してはくれなさそうだ。笑いながら「来週からは元に戻そうな」と言われそうだ。