どうでもいいってことかな

僕みたいな人間も、靴屋に行って靴を見たりするわけです。いくらクズでも、ねえ、靴ぐらい履いてもいいじゃん?お許しください靴を履くのを。って話。
それでいろいろ試し履きをするわけです。やっぱり、ぴったり合うサイズの靴を履きたいから。それは下賤の僕も、優等種のあなただって同じことだと思う。ぴったりした、疲れにくい靴を履いて、どこまでも歩いていきたい。そう思う。
だけど、最近多いなあ、って思うのが、試し履きしながら店員にサイズについてのアドバイスを求めると「抜けなきゃ大丈夫ですよ」って言われること。
抜けなきゃ大丈夫って。その「大丈夫」は何の「大丈夫」なんだ?何が何について「大丈夫」なんだ?
あんまりむかついたから、へえぇ〜って笑顔を作りながらそいつ(女)の顔をまじまじ見て「あなたの顔って、目が二つあって、鼻が一つあって、口が一つあって、耳が二つあって・・・うん、大丈夫☆」って言ってやった。
冗談ですが。でも本当、あいつは靴を履く資格のない野郎だと思う。





アイザック・B・シンガー「タイべレと彼女の悪魔」アイザック・シンガーを読むのはこれが初めてで、期待してたんだけど、すごく地味な短編集だ。「わたしは人をたのみとしない」は好きだな。あ、初めてじゃなくて、絵本を読んだことがあった。