数日前に靴のサイズについての店員の対応に不愉快な思いをした、という日記を書いたわけだけど、文章を書きながら、こんなに邪悪な感情が自分の中にあることに我ながら驚き、おののいた僕は、すぐさまこのような自分を矯正する必要があると考えた。悪い自分だ。いけない。こんなことを考えてはいけない。
あるいは単に、不満を抱き続けるのが面倒だったのかもしれないが。「抜けなきゃ大丈夫」短小なペニスを持つ男を慰めるかのようなその言葉に、身を委ねられる自分が欲しかったのかもしれない。
ともあれ、適当にネットを探していい靴を見つけ、購入してみた。それが今日届いた。
履いたことのないブランドだったが、ちょうどだった。よかった。