今日は自分が住んでいる地区を流れている川の草刈りが7時30分からありました。
他人のため、地域のために貢献したい、という願望(というより衝動)は人一倍強いほうなので、休日ではありましたが、もちろん早起きして参加しました。
土手はかなりの急斜面になっていて、足場が不安定なため大変だったのですが、鎌を使って一生懸命刈りました。
参加した人たちはけっこう高齢の人たちも多く、そういう人たちは足腰にガタがきているので、30分ぐらいたった頃から踏ん張りがきかなくなり、ずるずると川に落ちて行きました。
草刈り機を使っている人たちもたくさんいて、そういう人たちは落ちながら草刈り機を振り回すので、血しぶきがすごかったです。
中年の人たちも、朝早いとはいえこの暑さですから、1時間もたてば一人また一人と気を失っていき、ゴロゴロと川に落ちて行きました。
1時間30分経った頃には、僕一人、草を刈っていました。
ようやくすべてを刈り終え、ふう、と一息ついて川を見ると、僕以外の人々の無数の死体がゆっくりと流れていました。
我ながらとてもきれいになったなあ、と感心し、すべては終わったわけですから、僕はヒザを抱えて、ゴロゴロと斜面を川に向かって転がって行きました。