先日、僕の車に追突した人から電話があった。申しわけなかった、果物を送るので食べてください、とのこと。
僕は言った。君のほうは怪我はなかったのか、そうか、良かった。果物は君の気持なので、ありがたく頂く。でも、僕が君に本当に望むのはそんなことじゃないんだ。君は後ろを全然見ないでバックした。それがどれぐらい危険なことか。今回は車に当てただけだからよかったけど、もし小さい子どもだったら大変なことになってた。これからは十分注意して運転してくれ。
彼も十分に反省しているようで、すいませんでした、と言っていた。


そして今日、果物が届いた。メロンかな、マンゴーかも、と思いつつ包みを開けると、ミカンだった。僕はキレた。