先週の日曜日の話なのだけど、仕事つながりで宿毛に草刈りのボランティアに行った。
「8時からやるから」という地元代表みたいなバイク屋のおっさんの言葉はしっかり憶えていたのだけど、目を覚ましたら8時30分だった。大体、土曜日も祖父の四十九日で高知市に戻っていて、さらに仕事関係で情報提供をしてくれた人にお礼に行ったり現地の写真を撮らせてもらったりしていたし、全然休みないんだしちょっとぐらい遅刻したってしょうがねえだろうがと思いながらも、ウワーとなりながら車を走らせ、ついたのは9時。
みんなが草を刈っている姿を見てヤバいと思ったのは、服装。一応帽子は持って行っていたけど、ロンTに短パンという僕のバケーションスタイルは、明らかに周囲から浮いていた。近くのホームセンターに行って、安い作業服ズボンと、ゴーグルを購入して再び現地へ。
正直、刈った草の収集とか、サポート的な仕事しかするつもりはなかったけど、みんな草刈り機を使っているし、余っていたので、人生初の草刈り機体験となった。簡単に操作方法を習って、すぐに実践。怖い。高速回転する刃も怖いが、腰のすぐ近くでエンジンが爆音をたてる。熱い。爆発しないだろうか。
草刈りと言っても、身長以上の草が生えてるし、ところどころ竹やぶになっていて、伐採と言うほうが的確だった。密集した草の重量がダイレクトに草刈り機の先端にかかるので、とてつもなく重労働だ。
結局、休憩をはさみつつ、2時までやった。野焼きをしているのを、消防署に届けは出しているんだろうか、とぼんやり思いながらも、車に乗って帰った。
帰ってからも体の中の熱が抜けず、クーラーをかけながらぼんやりと相撲を見た。山本山の体の斑点はヤバい感じがする。