死んだ魚みたいに目を開けたままベッドに横になり続けることで、一ヶ月の仕事でたまった毒素がなんとか抜けてきた。仕事というのは、かくまでに、かくまでに・・・。
でもこの体験によって色々と、社会で生き抜いていくためのアイデアが浮かんで来てる。たとえば合コンとか、それに近い飲み会に誘われたときの断り方。そんなことを心配するのは杞憂というものだ、といわれそうだけど、備えあれば憂いなしですよ。
「おい、今日合コン行くぞ」
「僕は無理ですよ先輩」
「なんでだよ。可愛い子がいるかもよ」
「行って顔あわせた瞬間に、吐かれたりしたらどうするんですか・・・」
「バカだなあお前は。そんなことあるかよ。下らん心配するな。大丈夫だよ、な?」
「う、う、う・・・すいません・・・ゲロッ」
「俺の顔かよ!」
これは使える。もう2度と誘われなくなること請け合いですよ。こういうの色々考えていこう。