自炊をすると生ゴミが出る、という当たり前のことに現在悩まされている。生ゴミは腐りやすいし、腐ると腐臭が出るし、腐臭が出ると腐臭が好きな生き物が集まってくるのだ。
普通の住居なら、生ゴミに関するこういう問題も、まあしょうがないかで済むかもしれないが、今住んでいるところはちょっとまずい。風呂に窓がないせいで、温風の浴室乾燥機がついているからだ。
浴室乾燥機は浴室を乾かすだけじゃなく、洗濯物を乾かすボタンもあるし、冬の寒いときのための暖房のボタンもついてて、それはそれで重宝する。不動産屋もイチオシみたいな感じで勧めてきたし。
だけど、浴室乾燥を2、3時間やってると、浴室とつながってるキッチンの温度が上がりすぎる。そうすると、キッチンにおいているゴミ箱の温度も上がって、生ゴミが腐りやすくなるのだ。すぐ腐る。いらつくかぎりだ。不動産屋の女に文句を言いたい。
だいたい、浴室なんていうものは常時濡れていてもいいものなのではないかと思う。どうせ濡れるものを、いちいち乾燥させる必要がどこにある。人間の口の中だって、いつも濡れているのだ。ようは、掃除をすればいいのだ。
結論としては、こういう機能は、浴室で生活の大部分を送る人たちのものだといわざるを得ない。その場合は乾いてないと困るだろう。そんな人は意外と多くいるものなのだろうか。